アウトドア派のHAMに贈る 気ままな移動地ガイド |
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耶麻郡猪苗代町 福島県福島市 東吾妻山 ひがしあずまやま 標高1975m |
東吾妻山は,吾妻連峰の中で南に位置する標高1975mの代表的な山.三角点は福島市に属するが,猪苗代町との境界でもあるのでどちらでもQRV可能である.北に位置する一切経山よりも30mほど高い.あと25mで2000mという高山である. アクセスは,福島飯坂インターからフルーツラインを通り,登山口である浄土平を目指す.浄土平付近は磐梯吾妻スカイラインという有料道路(1570円,高い!)になっているが,早朝(おそらく7:00前?)には無料で通過できるものと思われる(自信はない.夜中なら確実にOK!).410円を払って浄土平駐車場に車を止める.トイレはここにしかないので事前に済ませておこう. 当局が訪れたときは,浄土平からみて右手にある一切経山(1949m)に登ったあとに東吾妻山に登った(ハシゴした)のだが,直接向かうのであれば,桑沼の南側を通って行くのが一番早い.木で作られた階段を延々と登ることになる.もし時間に余裕があるならば,一切経山に寄って五色沼を見るのも良いし,鎌沼の北をぐるりとまわって湿原の散策もお勧めである.湿原を通るだけなら,時間的には最短コースとさほど変わりはない. 1700mを超える高層湿原は酸ヶ平と呼ばれ,豊かな自然を満喫できる.真夏に訪れても,快適に過ごせる避暑地でもある.湿原の中心に位置する鎌沼の水面には,これから登る東吾妻山が堂々とその姿を映し出している.湿地帯の木道が終わり,いよいよ東吾妻山登山道入り口.最初はなだらかな登りだが,やがてややキツイ登りに変わる.木々の間をすり抜けるように,登山道は上へ上へと続いている.多少荒れた個所もあるが,迷うことなく山頂へ辿り付くことが出来るだろう.山頂近くになると立ち枯れの木々が目立つようになり,急に視界が開ける.ハイマツに覆われた山頂はすぐ目の前だ! 山頂からの眺めは360度の大パノラマ!北方面には一切経山や西吾妻山をはじめとする吾妻連峰の峰々,手前には鎌沼を中心に酸ヶ平湿原が広がっている.福島盆地はもちろんのこと,会津磐梯山や裏磐梯の湖沼群までもが目の前に見える.一切経山よりも標高が高いというのもまた気分が良い.電波の飛びは素晴らしく,ハンディーでも十分に遠距離交信が楽しめる.東吾妻山で移動運用をする局は少ないと思われるので,たくさんの局に呼ばれることは間違いないだろう.思いでに残る移動運用を十分満喫できるものと思われる. |
(2003年8月23日移動) |
Special Thanks to JJ7UUO ! |
浄土平から登山開始!しばらくはフラットな道が続く. |
吾妻小富士と浄土平を見下ろす. |
しばらく急な道を登りきると 酸ヶ平と呼ばれる湿原に出る |
湿原のなかは木道が続く. とても気持ちの良い散歩道. |
目指す東吾妻山が鎌沼の向こうに見えてくる. え?!あそこまで登るの!? |
振りかえると清清しい青空と 一切経山が見える. |
徐々に登りになってきた. ここから普通の足で山頂まで45分位かかる. |
一切経山とは違い,木々の中を行く登山道. |
土石流の後ではなく,これでもりっぱな登山道. |
急に視界が開けてくると山頂は目の前. |
山頂から鎌沼と一切経山を望む. |
東吾妻山山頂1975m.素晴らしい眺め! |
360度の展望は思うまま.北方面を望む. |
遠くに見える山は一切経山. |
当日は強風のため,ハイマツに隠れて運用せざるを得ませんでした!アンテナは,柵のポールに緑色のビニールテープでグルグル巻きつけてあります. (写真はまさに運用中の当局です.移動運用では色々苦労がありますが,創意工夫して何とか電波を出すのも楽しみの1つです.不便が面白いっていうのは,ちょうどキャンプの楽しみと共通するところがあるでしょうか.) |
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HAMのための現地情報
〜 東吾妻山編 〜
アクセスは (車・徒歩など) |
浄土平駐車場に車を止める.山頂まで 直接向かっても徒歩1時間30〜2時間. |
周辺の地図.地図上でクリック! |
見晴らしは (景色の良い方向) |
抜群!言う事無し.360°開けている. | |
物干し竿をつける棒や ガードレールは |
あり.50cm位高さで柵の鉄棒が立っている. 運用中の写真参照 |
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HFの運用は (ワイヤーを張れるか) |
可.山頂広い. | |
抑圧の有無 (電波塔が近くにあるか) |
全く心配無し.快適そのもの. | |
他の人目を気にしないで 快適に運用できるか |
登山客はさほど多くはない. | |
生活設備・周辺環境など (トイレ・水場など) |
何もない.トイレは事前に駐車場で. 浄土平には,売店,レストラン等完備. |
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運用地の知名度 (無名:☆ → 有名:☆☆☆☆☆) ※無名なほどCQ時に声がかかりやすい |
☆ 移動地としてはかなりマイナーである. |
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その他 (レジャー施設・温泉など) |
高湯温泉で汗をながそう.ただし宿によっては,週末は日帰り入浴を受け付けないところもあるので事前に確認のこと.2003年には公衆浴場「あったか湯」がオープン.21:00まで入浴可能. |
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