アウトドア派のHAMに贈る 気ままな移動地ガイド |
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岩手県胆沢郡衣川村 国見山 くにみやま 標高788.1m |
国見山は胆沢扇状地の南方,栗駒山の東北東に位置する標高788mの山である.奥羽脊梁山脈から十数キロ東に離れているので,もしかして眺めが良く,電波の飛びも良いかも!という淡い期待を胸に抱き,山頂が雪に包まれる11月下旬に訪れた. アクセスは,平泉前沢インターから県道37号線を北西に進む.衣川村役場付近の集落を過ぎ,およそ7km先にある国見平温泉の手前の道を左折する.国見平温泉を左折する道はスキー場の下で行き止まりなので注意.温泉の一本手前の道を左折する.舗装された道をしばらく進むと青少年ロッジ国見山荘へ続く道との分岐点へと辿り付く.迷わず左の道を選ぶと,あっという間に視界が開けてくる. 山頂付近は電波塔があるが,今回は積雪のため行くことが出来なかったので,そこから20mほど下がった林道付近でQRVすることにした.ここは国見スキー場リフトの最高地点にあたり北方面の眺めが非常に良い.焼石岳も夕日を浴びて淡いピンク色に輝いている. 実際に岩手県内各局とお話してみると,スキー場があるためか,国見山の知名度は予想以上に高かった.スキー場からは仙台方面にはあまり電波が飛んでこないため,宮城の人には馴染みが薄いのかもしれないが,衣川村移動としてQRVするにはココがベストだと思われる.夏場には,電波塔のある山頂まで行くことが出来るかもしれない.頂上からは南方面の飛びも期待できるだろう.ぜひ再訪したい移動運用地点のひとつである.伝播条件が良くない時期でも,2mFMで青森県内までは大丈夫そうだ.狙い目は8エリアか. 忘れてならならないのが,アフター移動運用につきものの温泉.山麓には21:00まで入浴できる「国見平温泉 いきいき交流館 羽衣の湯」という日帰り入浴施設がある.笹濁りの色で59.8度とちょっと熱めの温泉.臭いも独特で露天風呂もあり,ナカナカ良いところである. |
2002年11月17日移動 Special Thanks to JO7FKP |
北方面を望む. |
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国見スキー場上の林道にて |
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焼石連邦が間近に見える |
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雪の中,何とかQRV!(2002/11/17) |
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