アウトドア派のHAMに贈る
 気ままな移動地ガイド

福島県田村郡船引町


片曽根山
かたそねやま

標高718.6m




別名『田村富士』とも呼ばれる片曽根山は,地元ではシンボル的な存在として名高い山である.山頂直下まで道路が続いており,なんと徒歩3分で山頂移動が出来るというお手ごろの山である.

アクセスは,磐越自動車道の船引三春インターで降り,国道288号を東に進む.2km程走ると,なるほど田村富士と呼ばれるにふさわしく,美しい円錐形の片曽根山が目の前に見えてくる.国道の途中にコンビニ,ホームセンターJOYがあるので,買い忘れた物はこのあたりで調達すると良いだろう.大滝根川の橋を渡って信号を右折.舗装された山道を登ると,およそ15分ほどで山頂直下の駐車場にたどり着く.駐車場でも十分運用可能だが,せっかくなのでここは山頂まで足をのばすことにする.木の階段を登ると3分くらいであっという間に山頂.徒歩の距離は,宮城県北にある加護坊山と同じくらいと考えていただければ宮城県の方にはわかりやすいだろう.とにかく,あっ!という間に山頂である.

山頂は最近整備されたばかりという感じで,東屋ありベンチありと,とても綺麗である.東側に各種電波塔がそびえているのが気に掛かるところだが,幸運なことに144MHZのFMにおいて抑圧がかかることはなかった.眺めは非常に良く,晴れていれば,吾妻連峰から,1エリアの那須の山々まで見渡すことが出来る.南にビームを向けると気軽1エリアとQSOすることができるようだ.もちろん北方面も飛びは良い.

山頂直下まで車で登って来れるために,地元の無線家が時折訪れているようだが,ほとんどの局は駐車場で車内での運用である.ここはぜひ,徒歩3分の山頂で外の空気を吸いながら運用したい.下の写真にあるように,運用日は本格的な春が訪れる前の3月下旬.しかしこの時期でも,高山と違って雪もとけており,快適な運用が楽しめた.
                                         
(2003年3月29日移動)




山頂直下の駐車場.



  
駐車場からの登り.山頂までわずか3分!




山頂の様子.綺麗に整備されている.




  
山頂の様子.一面に芝が植えられている.




後ろに電波塔があるが,抑圧の心配はない.


  
厳寒の中,QRVするJO7FKP局.



南方面の眺め.手前の峰は
右から鞍掛山・黒石山・高柴山.
  
北方面の眺め.
手前右の山は,移ヶ岳(994.5m)





HAMのための現地情報

アクセスは
  (車・徒歩など)
山頂直下の駐車場で車での運用可.
山頂まで徒歩3分くらい.

地図は後ほどアップの予定.
見晴らしは
  (景色の良い方向)
抜群!言う事無し.
物干し竿をつける棒や
  ガードレールは
色々あるので大丈夫.
HFの運用は
  (ワイヤーを張れるか)
可.山頂広い.
抑圧の有無
  (電波塔が近くにあるか)
電波塔あるが,とりあえず
144MHZのFMは大丈夫.
他の人目を気にしないで
  快適に運用できるか
山頂が綺麗に整備されており
ハイキングに訪れる家族連れ多い.
生活設備・周辺環境など
  (トイレ・水場など)
駐車場にトイレあり.
食料等は事前に調達.
運用地の知名度
  (無名:☆ → 有名:☆☆☆☆☆)
※無名なほどCQ時に声がかかりやすい
☆☆☆
船引町で運用する局はここに来る.
ただし,山頂移動局は少ない
したがって知名度は三ツ星にした.
その他
  (レジャー施設・温泉など)
  

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